相続税申告書の書き方
申告書の書き方の流れ
一般的な相続税の申告書の大まかな流れは、以下のようになっています。
- 生命保険金や死亡退職金の金額を記載(第9表・第10表)
- 相続財産(土地・家屋・現預金・有価証券・その他財産など)を記載(第11表)
- 小規模宅地の特例を使う場合には、これらの事項を記入(第11・11の2)
- 債務や葬式費用を記載(第13表)
- 生前贈与や相続時精算課税制度の対象となった財産を記載(第14表)
- 課税財産やすべて記載して、遺産分割協議書や遺言書の分け方通りに計算し、各相続人の取得する財産や負担する債務を計算する
- 相続人に配偶者がいる場合には、配偶者控除の計算(第5表)
- 最後に上記の計算した相続人ごとに金額などを記載し、相続税を算出する(第1表)
- 被相続人や相続人の住所・氏名・電話番号・職業などを記載し、印鑑登録証明書に登録されている実印で印を押す(第1表)
フォーマットは国税庁のHPからダウンロードできます。
また、税務署は相続税の納税義務者を大方把握しており、被相続人の方が亡くなると相続人の方へ相続税の申告用紙を発送することが多いです。
◇国税庁 申告用紙のフォーマット
なお、申告書の他に、戸籍関連の書類やその財産の評価にあたって参考となった資料を添付します。
申告書の書き方は、国税庁のホームページを参考にしてください。
相続税の申告のしかた