相続税の専門家
相続税の専門家
医者に内科、外科、皮膚科、眼科等、それぞれ特化した専門分野があるように、税理士にもそれぞれ得意とする専門分野があります。
税理士の多くは法人税や所得税を専門とする方が多く、相続税を専門として扱っている税理士は少数です。
日本の税理士登録者は73,180名(平成24年8月末日現在)ほどおりますが、その中で、1年間に相続税申告に1件でも経験する税理士はどれほどいるのでしょうか?
相続税申告件数は1年間で約4万8千件あります。単純に相続税申告件数を税理士登録者数で割ってみても、税理士登録者1人あたりの年間申告件数は「0.65件」となり、1年間で相続税申告を全く経験しない税理士も多くいるのがわかります。何十年も税理士業をやってきても、ほとんど相続税申告を経験しないケースも少なくないのです。
相続税申告経験の少ない税理士に仕事を依頼するということは、手術経験の少ない医者に手術をお願いするようなものなのです。